研究会について

研究会について

理念

HACCP実践研究会はNPO法人として「日本から食品事故を無くす」ために基本的でかつ国際的なシステムであるHACCPの普及を目的として、官・学・産の第一線で活躍されている専門家によるHACCセミナーの開催およびHACCPシステムのコンサルティング活動をしています。
2021年食品衛生法にHACCP手法での管理が法制化されました。
すべての食品事業がHACCP手法で日常の活動する時代になり、当会も新たにホームページの改正を行いました。

活動について

食品関連でHACCPに関する経験や知識のある皆で、品質管理に業界の垣根をこえて取り組み活動を続けています。食品事業を支えている食品機械・施設建設・環境メーカー・サニタリー・流通販売など、食品製造以外の皆様が食品安全を守る支援の共通認識としてHACCPは食品安全の共通言語だとの認識で関連事業者の皆様にもセミナーやコンサル活動を進めています。

HACCPの取り組み

食品安全活動はHACCPを基軸に活動​

HACCP実践研究会 4つの事業

NPOとして、4つの事業で活動しています。
HACCPを有効に広めていきたい、一緒に活動していただける方もお声かけください。

01

HACCPシステム指導者等の
養成事業

・HACCP実務者養成講座
・フォローアップ研修会
・食品衛生等の研修会

02

HACCPシステム
普及啓発事業

・工場見学
・インターネットによる発信
・会報、解説書、カレンダー
・展示会出展

03

HACCPシステム
指導等事業
・HACCP自主認証業務
・HACCPシステムの
 相談指導
・HACCP実践研究会
 アソシエイツ活動
・技術交流

04

HACCPシステム
情報収集・提供事業
・食品衛生に関する企業
 団体との意見交換
・出版
・国内外情報収集

具体的には、
1.基礎講義・実務訓練・実例学習を含んだHACCP実務者養成講座(毎年2回)の継続実施。
2.研修受講者へのフォローアップ研修会の実施。
3.外部団体実施事業の参加によるHACCPシステム啓発活動
4.食品企業の要請による診断・改善指導などの支援活動

会長のごあいさつ

NPO HACCP実践研究会
会長 宮地 竜郎

会員の皆さま、および食品等事業者の皆さま、本会会長を仰せつかっております静岡理⼯科⼤学の宮地 ⻯郎でございます。
本会は、1999年に横⼭理雄先⽣と栗⽥守敏先⽣のご尽⼒により⽴ち上げられた技術と実学に重きをおいた歴史ある研究会です。その⾜跡を加藤 登前会⻑が受け継がれ、現在に⾄る実績を残されました。この様な栄えある研究会の重責を任されて⾝の引き締まる思いです。
この会の運営メンバーは、⾷品関連企業において⾷品衛⽣に関与する分野で活躍中の実⼒者ばかりであり、その経験を踏まえて情報交換や⾷品衛⽣のノウハウ等を提供する極めて多彩で他に類をみない特⾊ある活動をしております。2009年度からは農林⽔産省HACCP普及促進補助事業の初めてのNPO実施団体として活動して来ました。また、2018年にHACCP制度化に関する法律が公布されたことから、HACCPは先進的な事業者のみが取組むものではなく、すべての食品事業者が実施するものへと変わりました。今後は、会員の皆さま、および関連事業者の皆さまのご協⼒を得て、⾷品工場での安全‧安⼼な製品作りに役立ち、明るく‧元気で‧楽しく‧前向きな集団を現場に甦えさせるための活動を推進して⾏きたいと思っております。

沿革

本研究会は、1999年(平成11年)4月1日に、初代会長の横山理雄先生(神奈川大学講師、石川県農業短期大学名誉教授、元 呉羽化学工業食品研究所長)と栗田守敏氏(初代事務局長、元日立プラント建設取締役)を中心に設立されました。
本研究会は、1998年(平成10年)7月にだされた、厚生省(現厚生労働省)・農林水産省告示第1号「食品の製造過程の管理の高度化に関する基本方針」(HACCP管理手法)に則り、食品工場および関連事業所を対象に、食品製造におけるHACCP手法の導入のための人材育成・教育事業を目的に設立されました。

これまでの活動状況は、「活動実績」の通りです。
教育事業は、年2回の「HACCP実務者養成講座」(3日間)と衛生管理の新たな問題や工場見学をとおしてレベルアップを図る「フォローアップ研修会」(年3~4回)です。

どうぞ所定のページよりお申し込み下さい。

研究会概要

NPO法人番号
17生都管法特第1648号
事務所
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-1-4 サンサイド岩本町ビル2F
電話